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サンキューフォーザワールド 活動報告

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    • 2012.12.09 Sunday
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    6月10日 Thank you for the world 第11便 活動報告

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      仙台市若林区、ReRootsさんのお手伝いに行ってきました。
      ReRootsさんはこれで3度目、農業再生のお手伝いをしている所ですが、今回は少し様子が違いました。

      荒浜地区、という所があります。
      前にも書きましたが、仙台市は、海と並行に走っている仙台東部道路を境に津波の被害がくっきり分かれますが、荒浜区はその海側、
      震災直後は流された家や車などで埋めつくされた所です。
      約800世帯の家が流されたそうです。
      今も、海岸2km地点を走る塩釜道路を境に、危険区域とされて住むことはできない場所です。

      見渡す限り草と家の基礎だけが残された場所、その中にぽつんと、津波の被害に遭いながらも、荒浜小学校が建っています。
      校庭には今も、つぶれたバイクがたくさん。
      前回通った時には立ち入り禁止でした。
      震災直後に避難所になって、大きなものを取り除けてからは、手つかずだったということです。

      そこに、地元の「荒浜再生を願う会」、荒浜小学校のPTAの方々、先生方、教育委員会の方々が中心になって、いっせいに掃除をしよう、というのが昨日でした。
      39号22人は、ReRootsさんメンバーとして、そのお手伝いに入りました。

      現場はわりと混乱していました。
      地元のボランティアの方を含め、かなりの人数が集まっています。
      まずは荒浜再生を願う会の高梨さんがにこにこ説明をしてくれます。
      「でもね、段取りとか、細かいことは決まってないの。こーんなに集まってくれると思ってなかったもんだから」
      そして、作業に入りたくてうずうずしているわたしたちをカメラで制して、
      「まず一枚!ね。こーんだけ来てくれたってみんなに自慢するから」
      嬉しそうに、にこにこ仰るのでみんなもにこにこ、作業前の集合写真を撮るという珍しいことになりました。
      そしてやっと、では臨機応変で!を合言葉に建物に入ります。

      中は予想通り大混乱。
      ともかく二階の階段踊り場に、土、ガラスの破片、木材、それに模造紙や生徒さんの作った作品など、の大きな山があるのでそれを集める人、外へ出す人、
      教室の掃除をする人、ちりとりを探す人、大きな机、本棚を出す人、雑誌類をしばる人・・・

      39号22人がどこにいるのか、あっという間に分からなくなりました。
      この状況では仕方ない‥とも思いましたが、初めて参加された方は戸惑われたかも知れず、目を配ることができないのが気がかりでした。
      しかし人数の力は、毎度のことですが目を瞠るもので、あれだけあった大きな山があっという間になくなり、11:00頃には、目処がついたという主催者さんの判断で、作業を終えました。


      作業後に全員屋上へ上がって、また最後に一枚。
      また高梨さんがカメラでにこにこ。
      そして校長先生のお話、荒浜再生を願う会の会長さんのお話。

      朝から夜までかかってこの屋上から子供たちを自衛隊のヘリコプターに引き上げた。
      その後は避難所になって、たくさんの人の命を助けてくれた。
      だから我々はこの建物に感謝しています。
      ここがきれいになって本当にうれしい。

      各教室の黒板には、震災当時の走り書きであろうメモが残されていました。
      当時の緊張感が伝わってくるようで、写真を撮る気持にはなれませんでしたが、共有します。
      想像ですが、避難時に、ラジオなどの情報をそのまま黒板に書いていたのではないかと思います。
      「震度7」
      「かまいし  家流れる」
      「大船渡 車ういてる」
      それから、
      「荒浜小 ありがとう」

      危険区域内にあるこの建物が、小学校として再開できるかどうか、
      この建物をきれいにして今後どうするのか、まだ決まっていません。
      考えたくないけれど、もしかしたら取り壊されてしまうかもしれません。

      取り壊す予定の家を何百軒も掃除してきた、スコップ団という人たちがいます。
      今まで、彼らの言葉に強く共感しながらも、自分が作業をする、あるいは参加者の方々に作業を説明する、という時には、どうしても「ここはこの後こう使うから」「こういう役にたつから」という理由づけを探していたことを、今回実感しました。
      荒浜小学校が今後どうなろうと、あの建物がきれいになることは、荒浜の人たちが元気になる一助になると思えました。

      そしてそれは、午後の作業場所の依頼主さんにも言えることでした。
      建てたばかりの家が流されてしまったという依頼主さんが、基礎だけになった家の前で、挨拶の言葉に詰まる場面がありました。
      そこに1年3か月分の、どんな思いがあったか、わたしたちには想像でしか分かりません。
      でも、そういうわたしたちが「手伝いにきたよ」と言うだけで、彼に小さい元気玉を渡すことはできるのかも知れないと思いました。


      そこでの作業は実質3時間。
      畑にする予定の土地の、がれきを起こして分ける作業でした。
      れんが、ガラスのかけら、陶器の破片、くつ、ビー玉、電化製品のコード、スプーン。
      何度もやってきた作業ですが、それらがまだ大きいまま出てきて、食器の柄もわかって、一つ一つに胸が締めつけられました。



      バスの手配の都合でしたが、ReRootsさんから作業現場まで、22人が自転車で連なって移動しました。
      バスで現場まで行くのと違って、地震がきたらここまで逃げてください、と言われた場所の距離感が分かったり、帰り道の風が心地よかったり、普段とは違う経験になりました。


      ReRootsさん、荒浜のみなさん、今回もお世話になりました!
      また来月、おじゃまします。


      Thank you for the World
      高橋愛







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